チャンピックス「禁煙外来で使われている禁煙補助薬」について

チャンピックススターターパック

チャンピックスとは?

チャンピックスは、世界初の飲むだけで禁煙を補助する効果がある薬です。

チャンピックスは錠剤タイプの禁煙補助薬です。「お医者さんと禁煙」のCMでおなじみの禁煙外来で処方されています。俳優の舘ひろしさんがチャンピックスを使って禁煙を成功させたとしても知られています

チャンピックスは脳に働きかけてニコチンの代わりとなり、禁煙によるイライラや不安といった離脱症状を抑えます。
さらにタバコを吸ってもおいしいと感じさせなくする作用があり、タバコへの依存も同時に治療することができます。

チャンピックスの主成分はバレニクリン酒石酸塩で、区分としてα4β2ニコチン受容体部分作動薬とも呼ばれます。

チャンピックスは大手製薬会社ファイザー社で開発されました。飲む禁煙補助薬として国内で初めて承認され、従来の禁煙補助薬と比較して高い禁煙効果があるため、禁煙外来などの医療機関でニコチン依存症の治療薬として使われています。

チャンピックスの特徴

禁煙のイライラやストレスを感じないので、タバコを吸いたいという衝動が起こらない。

チャンピックスは、ニコチンガムやニコチンパッチといったこれまで使われていた禁煙補助薬とは全く違う特徴があります。

最たる特徴は、すぐに禁煙しなくても良いという点です。
チャンピックスを飲み始めてすぐは、無理にタバコをやめる必要がありません。吸いたくなったら吸っても良いのです。
禁煙開始時によくある早期の挫折は、チャンピックスで禁煙する場合には心配ありません。吸いながらタバコをやめることができます。

チャンピックスを服用すると、ニコチンの摂取をブロックするだけでなく、ニコチンが摂取された時に放出されるドパミンも同じように出すのです。さらにチャンピックスの作用によって、ニコチン受容体とニコチンが結合される事を防ぎますので、タバコを吸ったとしてもニコチンによる快感を得られなくなります。この作用によって、タバコを吸うメリットが薄らぎ、タバコを吸わなくてもいられるようになるのです。

ニコチンを擬似的に摂取するのではなく、チャンピックスの成分が脳内のニコチン受容体と結合して、ニコチンと同じ働きをするので「タバコを吸いたい」という衝動が起こらなくなります。
チャンピックスを飲んでいると禁煙時のイライラを感じません。

チャンピックスの効果

78.5%の禁煙成功率。無理なくタバコをやめられます。

チャンピックスの効果として、禁煙する時に起こる離脱症状を和らげて、禁煙をしやすい精神状態にします。

ニコチン依存症の方がタバコを吸わない時に起こるイライラや不安といった「ニコチン切れ症状」を抑えます。

また、タバコを美味しいと感じなくなる作用もあるので、喫煙への欲求がなくなるという効果もあります。
これは主成分であるバレニクリンが脳内のニコチン受容体に結合する作用によるものです。

チャンピックスの禁煙成功率は、12週間の治療を終えた患者で78.5%(少なくとも治療期間最後の4週間は禁煙できている確率)と言われています。

チャンピックスの効果に関する詳細

チャンピックスの飲み方

禁煙治療として決められた期間に飲み続けます

チャンピックスは服用期間が12週間と決められており、少量からスタートさせて徐々に量を増やしながら服用します。
チャンピックスにはスターターパックとメンテンナンスパックの2種類のパッケージがあります。
スターターパックには0.5mg錠と1㎎錠がそれぞれ1週間分、メンテナンスパックは1㎎錠のみ2週間分が入っています。
最初の2週間のみスターターパックを使用し、3週間からはメンテナンスパックに切り替えて12週目まで継続します。
最初の1週間は準備期間となり、この期間はタバコを吸っても大丈夫です。

服用中に十分な禁煙効果を実感したとしても、独断で服用を止めずに必ず飲み続けるようにします。

チャンピックスの飲み方に関する詳細

チャンピックスを用いた禁煙治療の費用

保険適用と保険適用外(自由診療)では、費用にかなりの差が生じます。

チャンピックスで禁煙治療ができるのは、チャンピックスを処方してくれる禁煙外来のみとなっています。
禁煙外来では、治療期間は3ヶ月とされており、3ヶ月のあいだに合計5回の通院が必要になります。

チャンピックス3ヶ月分の費用
薬代 諸費用 合計
保険適用 13,000円 6,000円 19,000円
自由診療 43,000円 20,000円 63,000円
通販 35,000円 0円 35,000円

保険適用の場合にかかる禁煙外来の費用

5回の通院にかかる費用は、保険適用で20,000円程度です。
チャンピックスの薬代として13,000円程度、諸費用として診察料、ニコチン依存症管理料、処方せん料などの合計が6,000円程度、総額で20,000円ほどが禁煙治療にかかる費用となります。

保険適用外(自由診療)の場合にかかる禁煙外来の費用

禁煙外来は、誰でも、いつでも保険が適用されるわけではありません。
過去に禁煙外来の受診歴がある人の場合には、前回禁煙外来を受診した初診日から丸一年が経過していないと保険適用外となります。

保険適用外(自由診療)となってしまった場合も同様に3ヶ月通院となりますが、費用は総額で63,000円ほどになります。
自由診療での費用内訳は、チャンピックスの薬代として43,000円程度、諸費用として診察料、ニコチン依存症管理料、処方せん料などの合計が20,000円程度、総額63,000円となります。

禁煙外来に行かずにチャンピックスを手に入れたい

禁煙外来に3ヶ月通院するのは時間をつくるのが難しい場合や、自由診療になるので費用が高額になるといった場合に、チャンピックスを個人で手に入れる方法もあります。
その場合は、海外からチャンピックスを個人輸入するという手段に限られますが、医薬品を専門に扱っているサイトを利用すれば、通常の通販と変わらない手間で注文することができます。

チャンピックスの注文にかかる費用は、3ヶ月分でおよそ35,000円程度となっており、チャンピックスの薬代以外は手数料等はかかりません。
自由診療と比べると安く、病院に行く手間もかかりません。

チャンピックスの副作用

おもな症状は吐き気、頭痛など。

チャンピックスは離脱症状を抑える強力な効果がある反面、吐き気や頭痛といった症状が副作用としてまれに起こります。

病院によっては、副作用対策として吐き気止めや頭痛薬を一緒に処方する事もあるので、副作用が起きたときには医師に相談をしましょう。

チャンピックスの副作用に関する詳細

禁煙補助薬とは?

タバコの離脱症状を抑えて禁煙しやすくする薬です。

禁煙補助薬とは、禁煙にともなう離脱症状を軽減し、苦痛を和らげることで禁煙をスムーズにするお薬です。
チャンピックスの他に、薬局でも購入できるニコチンガムやニコチンパッチがあります。
非喫煙者の方からは「わざわざ薬を使うほどなのか」と思われる事もありますが、ニコチン依存症の方にとって離脱症状の苦しみは非常に辛いものです。
さらに一度禁煙に失敗すると、「自分は禁煙なんて無理なんだ」と精神的にダメージを受けてしまい、さらに禁煙が困難な状況となってしまいます。
こういったニコチン依存症に苦しむ患者を対象として、全国の禁煙外来では禁煙補助薬を使った禁煙治療プログラムを行っています。

禁煙補助薬を使えば、禁煙を楽にすすめることができるので、成功率が3~4倍にも上ると言われています。

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