チャンピックスの注意点

服用にあたって注意が必要な方

精神疾患をお持ちの方

統合失調症、うつ病、躁うつ病などの精神疾患を患った方がチャンピックスを服用すると、症状が悪化する恐れがあります。

チャンピックスはもともと、抗うつ薬であるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と似た構造のお薬です。

SSRIの代表的なお薬としてパキシルが知られていますが、パキシルには自殺念慮(自殺したくなる衝動的な感情)を引き起こす副作用があります。
さらにチャンピックスにおいては、この自殺念慮が発症する確率がパキシルの8倍にものぼります。

現在のところこの自殺念慮とチャンピックスの関係性は不明ですが、実際に臨床試験で症状の悪化が報告されています。
もし上記の疾患をお持ちの方が服用をお考えであれば、必ずかかりつけの医師に相談をしましょう。

腎臓が弱い方や高齢者の方

腎臓病などの疾患や、重度の腎機能障害をお持ちの方がチャンピックスを服用すると、薬の血中濃度が高くなる恐れがあります。

これはチャンピックスが腎排泄(お薬の成分が尿と一緒に排泄される事)されるからです。

高齢者の方は、腎臓の機能が低下する傾向があるので、同様の危険性があります。
チャンピックスの服用する際には、必ずかかりつけの医師に相談をしましょう。

妊娠中、授乳中の方

妊娠中、もしくは妊娠している可能性のある方は、服用する前に医師に相談をしましょう。

これはチャンピックスの成分が身体に与えるリスクが、服用するメリットを上回る場合があるからです。

また、授乳中の方がチャンピックスを服用すると、母乳から成分が赤ちゃんに移ってしまう危険性があります。
チャンピックスの服用中には授乳をしないように注意しましょう。

服用にあたって注意すべきこと

意識障害(傾眠)による事故

チャンピックスの副作用として傾眠(意識が遠くなるような強烈な眠気)があります。

これは通常の眠気とは違う意識障害であり、実際にこの傾眠によって自動車事故を起こした事例も報告されています。

チャンピックスを服用したら、自動車や重機などの運転をしてはいけません。

他の禁煙補助薬との併用

他の禁煙補助薬との併用

ここで言う禁煙補助薬は主にニコチンパッチやニコチンガムといったニコチン製剤を指します。

いずれも、併用することで副作用が強く出てしまうため、チャンピックスと併用してはいけません。

禁煙に影響されるお薬

チャンピックスを服用するしないに関わらず、禁煙もしくは喫煙の再開を行った際に影響を受けるのが以下のお薬です。

  • テオフィリン(気管支喘息治療薬)
  • ワルファリン(抗凝固薬)
  • インスリン(糖尿病の注射)

いずれも、禁煙が薬の代謝に影響し、血中濃度が高くなる恐れがあります。
上記のお薬を服用している方が禁煙治療を行う際には、必要に応じてお薬の量を調整するようにします。

相互作用

胃薬のシメチジン(タガメット)と併用すると、腎クリアランス(腎排泄で薬物除去される血漿の量)が下がってチャンピックスの作用が強まってしまう恐れがあります。
腎臓の弱い方で、シメチジンを含む胃薬との併用は控えましょう。
なお、シメチジンを含む胃薬(第一類医薬品)は以下の通りです。

  • ザッツブロック
  • フロンティア
  • センロックエース
  • 住友胃腸薬スコープ
  • パンシロンH2ベスト
  • アルサメック
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